ペルソナとは?
ブログでいうペルソナとは、記事を読んでもらいたいターゲットを想像すること
読まれる記事を書きたいなら、読者がどんな意図で検索し、どうしたら満足してもらえるかを考えて書く事が大切。
どんな悩みを持っているのか?
どうやって解決したいのか?
共感してほしいだけなのか?
以上のように、どんな人物が何を解決したくて検索したのか?
これらを想像することが、ペルソナ設定です。
読者の目線にたって考えた記事は、必ず検索されますし最後まで読まれます。
答えはズバリ、悩んでいた過去の自分に設定すると楽に書けるよ!
ペルソナ設定を過去の自分に向けて書くと読まれるわけとは?
なぜペルソナ設定が必要か?

文章を書いたら、その先には必ず読者がいます。
メールだろうと、手紙だろうと、ブログでも一緒です。
特にブログの場合、読者は不安や疑問を解決したいから記事を読んでいます。
ペルソナ設定をしないまま記事を書くと、読者が悩んでいることの本質が見抜けなくなってしまうことに!
こんな経験ありませんか?
カフェでもレストランでもかまいません。
椅子に座りテーブルに手をついたら、なんだかテーブルがグラグラする。
テーブルの足が歪んでいるのか、床がへこんでいるのか理由はわかりません。
カフェでPC作業するにしても、テーブルがグラついていたら集中できませんし、レストランなら食事もままならない。
オーナーだって、選りすぐりの食材をつかって新メニューの開発や、コーヒー豆の選別にも余念がなかったはずです。
それなのにテーブルのグラつきに、気づいてなかった。
これでは、どんなに綺麗でお洒落なカフェだったとしても、きっと満足することはできないでしょう。
ブログでも一緒です。
読者は疑問や不安を解消するために検索します。
そこであなたの書いた記事を読んで満足してくれるかどうかは、記事を書くあなたが読者が何を求めているのか?を考えなくてはいけません。
このカフェのオーナーも、自分がイスに腰を下ろし、テーブルに手をついてみたらグラつきに気づくことができたと思うのです。
お客(読者)と、同じ目線に立つという事が大切なのです。
ポイント
ペルソナを設定しないで記事を書いてしまうと、本当に読者が求めているものに気づけなくなってしまう
あの頃悩みを抱えていた自分にむけて記事を書く

思い出してみて下さい。
半年前、いや10年前でもかまいません。
いろいろな事で悩んでいた【あのときの自分】を!
恋愛、仕事、いじめ、親・兄弟との関係など、人によって様々ですよね。
悩みのない人間なんていません。
きっと様々なことで悩んでいたはずです。
【10年前知っていたらもっと楽になれたのに!】
【あのとき知っていたら人生変わっていたかも!】
過去を振り返ると1度や2度、誰だって思ったことあるはずです。
5年前飲食店に勤めていた、わたし。
その頃店長をやっていて、自分のスキルがあれば転職して他社で働いてもやっていけるだろうと思っていました。
でも、現実は甘くなかった。
自分のスキルなんてほかでは全く通用しなかったのです。
5年前のわたしに伝えたい。
【よく考えてから転職しないと大変だぞ!】 と。
転職を経験した今だから言えますが、あの時は上手くいかない事なんて考えもしなかったですからね。
過去に知らなかったことや、経験していなかったことを知っている現在だからこそ、あの頃の自分へ向けて書くことができるのです。
果たしてそうでしょうか?
嫌われる勇気という本をご存知ですか?
自己啓発のキングオブバイブルとも言うべき本で、対人関係で悩んでいる人がこぞって買って読んでいました。
2013年に初版が発刊されたのですが、2019年になっても未だに増刷されるほど読まれているのです。
6年間も読まれ続け、250万部以上売れています。
5年、10年前の悩みだって本質は変わりません。
いつだって人間の悩みは一緒なのです。
過去に悩んでいた自分と、同じ悩みをもった人は必ずいます。
そして過去の自分にむけた記事は、いま日本中のどこかで、【あの頃の自分】と同じような悩みをもつ人に必ず読まれます。
ペルソナ設定を多数に向けて書くと途端に難しくなる

例として、カメラの紹介記事を書いたとします。
ペルソナ設定
- カメラをまだ使ったことがない人や、すでにもっている人など、多数の人にむけて記事を書きます。
この多数派のペルソナ設定だと、どんな読者が読んでくれるのか、イマイチ絞りにくくなります。
ただ写せればいいのか?
画像は、どのくらいの綺麗さを求めているのか?
安いカメラを探しているのか?
小さくて持ち運びしやすい物なのか?
またカメラも種類が豊富ですし、入門機なのか、コンパクトなのか一眼レフ機なのか?
多数派に向けて書くと目線が絞りにくく、誰に書いた記事なのかハッキリしません。
今度は、もう少しペルソナを絞って書いてみます。
何十万もする、高級カメラの紹介記事です。
ペルソナ設定
- いきなり何十万もするカメラを買う読者層ということでカメラ初心者ではなく中級者~上級者。
- もうすでに趣味としてカメラをはじめていて、ステップアップのためにどのカメラを買おうか迷っている。
- 写真を撮ることが好きで、プロ並みにもっと綺麗に撮りたいと考えている。
上記はペルソナを、カメラの中~上級者に絞った設定。
高級カメラに絞ることで基礎の操作ではなく、上級者も満足できるような細部の機能や応用の知識を必要としている。
高級機を検討しているというころで、趣味にお金をかけている。
スマホの写真で満足というような人は、検索しないでしょうね。
もっとプロ並みの画質を求めている人が、検索するでしょう。
こうやってある程度少数にすれば、読者層も絞られてきますし多少は記事も書きやすくなります。
ポイント
ペルソナ設定をすることで、読者のためになることはもちろん。情報を絞れるので自分でも書きやすくなる。
おわりに
ペルソナ設定は、過去の自分を設定すると書きやすい。
過去に自分が悩んでいたことは、今も日本のどこかで誰かが悩んでいるハズだから。
今回参考にさせて頂いた本
話せるのに書けない!そんなブロガーに読んでほしい一冊です。